自分が妊娠前にやっておけばよかったと思ったこと、やっておいてよかったと思ったこと、結構あります。
まとめてみたので、紹介します。
妊娠前にやっておけばよかったこと
紹介します!
1. 脱毛
脱毛は、ずっとやりたいと思っていたのに先延ばしになり…結局、今もやっていません。
ケノンという家庭用脱毛器があるのですが、妊娠中はなんだか使う気になれず…。(使って大丈夫なのか?)
でも、せめてVラインくらいはやっておけばよかった。
初回の出産が帝王切開だったので、ちょうどVラインの毛が生えている部分を切ったのですが、今そこに大きめのケロイド(ミミズ腫れのような線)ができてしまっています。
なので、これでは家庭用脱毛器で自分で処理するのは不安です。。
医療脱毛など、きちんとしたサロンに行けばケロイドがあっても脱毛できるらしいのですが、もし自宅で手軽に脱毛をやろうとしている人は、わたしのように帝王切開になってケロイドができてしまう前に、やっておいた方がいいかも!
あとは、妊娠中は脱毛できないところが多いし、出産後は育児でサロンに通う余裕もないので、家庭でやろうとサロンでやろうと、妊娠前の時間がある時にやってしまうのが楽な気がします!
2. 高級レストランに行く
世の中には、「子連れだと行きにくい場所」が多々あります。その代表格が、レストラン。高級レストランだけでなく、
「一応子連れはOKだけど、ベビーカー置く場所もないし、この雰囲気で泣いてたらだいぶ居づらい…」みたいなレストランもかなり多いです。
そういうところへは、子供が生まれたら数年間は行くことができないので、やっぱり行っておくべき!
「レストランなら、妊娠中にいけるじゃん!」
と思うかもですが、、妊娠中は、想像しているよりも食の制約が多いんです!!
どこまで気にするのかは人それぞれですが、絶対にNGなものといえばアルコールと生肉。
つまり、「高級レストランでミディアムレアの和牛フィレステーキを食べながら、ワインを合わせる」みたいなことは、絶対に不可能なわけです。
生ハムやローストビーフ、非加熱のチーズもNGなので、イタリアンもほぼ無理になります。
他にも、
- 生魚(刺身、寿司など)
- うなぎ
- 魚卵(いくら、キャビアなど)
なども、絶対NGではないけど「できれば避けた方がいい」と言われているので、そういうもの含めたら、もう「妊婦が食べられる高級なもの」が全然ありません。
コースで楽しみたいようなレストランでは、「これを抜いて、これも抜いて…」とオーダーの時点で食べられないものの多さにガッカリ。
なので、高級レストランにはあえて「妊娠前」の時点で行っておくのがおすすめ。
わたしも、夫とそういうレストランでもっと食事をしておけばよかったと思います。
高級じゃなくても、お寿司屋さんとか、新鮮な刺身が美味しい居酒屋とか、行っておけばよかった。
妊娠前にやっておいてよかったこと
妊娠前にやっておいてよかったことも紹介します!
1. 帝王切開手術が保証される民間保険に入っておく
これはもう、ブッチギリで「やっておいてよかったこと」No.1です!!!
妊娠したら、もう入れないので…妊娠前に、こういう保険に入っておくことで出産時のリスクを抑えられます。
わたし自身、帝王切開になったので手術代と入院代がかなりもらえて、なんと出産で黒字になりました。(出産費用は50万円弱だったけど、国から出産一時金で42万円+2つの民間保険から50万円くらいでた)
今の時代、4人に1人が帝王切開になると言われています。
病院の方針によっては、リスクを低く保つためにもっと確立が高いことも。
月々数千円の民間保険に入っておくだけで、出産時に25%の確率で数十万円が返ってきます。(契約によりますが…)
世の中、いろんな保険がありますが、ここまで「元をとれる可能性が高い保険」はなかなかないと思います。
それに妊活中に入っておいて、妊娠出産を終えたら解約してもいいわけですから。
わたしの場合、もう1人目で帝王切開だったので、このまま保険に加入しておけば2人目以降も毎回保険金(50万円)がもらえることが確定しているという、おいしい状況。笑
「おすすめの保険会社」とかは特にないのですが、帝王切開手術とそれによる入院が対象になるものはかなり限られているので、しっかり調べて選ぶのがポイントです!
2. 海外旅行
海外旅行は、いろんなリスクを考えると「妊娠前しかムリ」です。
なかには、妊娠してから海外旅行に行く人もいるのですが…そんなリスクの高いこと、よくやるなあ😱と正直思います。
ネットで色々見ていると、妊娠中の海外旅行がNGな理由に
「何かあった時に、医療が発達している国じゃないと不安だから」
というのが一番の理由に挙げられてますが、今の時代、どこの国の医療もそれなりにしっかりしているのでよっぽどの僻地や離島に行かない限りは大丈夫です。
それよりも問題なのは…
金!!!!
妊婦は、基本的に海外保険で医療費が保証されない。何かあって病院にお世話になったら「自腹」になります。
ハワイやグアムは妊婦の海外旅行先として人気ですが、アメリカの医療費は舐めない方がいい…!
もし切迫早産などで長期入院・最終的に出産、となったら、数千万〜億単位の請求がきます。
しかも、海外保険が効かないということは…誰も保証してくれない。
本当に、自分で数千万〜億のお金を払うしかないのです。でもそんなお金持ってない人がほとんどですよね。
つまり、赤ちゃんを産むのと同時に、いきなり数千万〜1億円の借金を抱えることになるんです。お先真っ暗😭😭
↑わたしはこの厳しい現実を「コウノトリ」の漫画を読んで初めて知りました。結婚後、ハネムーン前に妊娠してしまったけど、どうしても海外旅行に行きたくて無理やり行った結果…という、自業自得ではあるけどあまりに可哀想なストーリーでした。
だから、妊娠中の海外旅行は何があっても避けた方がいい。とわたしは思っています。
さらに、子供を産んでから「子供を連れて海外旅行」というのも、なかなかハードルが高いことがわかりました。とくに飛行機が…
なので、もし海外旅行に行くなら妊娠前!!!
わたしたちのハネムーンはアメリカでした。レンタカーを借りて、ラスベガス〜南西部〜中部までを気ままにドライブ旅行。
わたしも夫もお互いに海外を飛び回る生活をしているくらい海外大好きでしたが、結局その後コロナなども流行り出して、あれが妊娠前最後の海外になりました。
夫婦で一緒に海外旅行、本当に行っておいてよかったなあ〜〜と思います。
3. 自分が子育てする自治体について調べる
つまり、自分が子供を産んでから住む予定の町について、調べるということ。
とくに、自治体がどれくらい子育てに手厚い場所なのか、は要チェックです。
なんなら、賃貸住みなら「引っ越しも視野に入れたうえで調べる」くらいの気合いがあった方がいいかも。とにかく、子育てに力を入れている(税金を投入している)自治体に住んだ方がいいです。
なぜなら、自治体の方針によって、その後数年間の夫婦の人生が左右される可能性が高いから。
わたしは、長男が生まれてから、夫の仕事の関係で
- 東京都 世田谷区(妊娠前〜長男半年まで)
- 神奈川県 厚木市(長男半年〜1歳半まで)
- 東京都 港区(長男1歳半〜現在)
と、引っ越しを繰り返してきました。
そこで、自治体によって子育て世代へのサポートのレベルが全然違うことに、とても驚きました。
ラッキーなことに、この3つのうち「神奈川県厚木市」と「東京都港区」は、関東の中でもトップ5に入るくらい子育てに手厚い町です。
長男が半年を過ぎてからはずっとそんな場所で子育てしてきたので、本当に子育てがしやすくて助かりました。「住民税も納めがいがある!!!」って感じです。笑
とくに「保育園に入れる」ことを視野に入れると、その街の待機児童が少ないこと(=保育園に入れやすいかどうか)は超重要ポイントでした。
わたしの仕事は「自宅勤務のフリーランス」なので、他の区ではまず保育園に入れられないのですが、港区ではスルッと認可保育園に入れることができました。
他の区だったら、もう保育園は諦めるしかなかった…つまり、自分のキャリアを犠牲にするしかありませんでした。(長男が生後半年まで住んでいた世田谷区では、まず無理でした。)
保育園激戦区の自治体に住む人のなかには、夫婦ともに正社員でも認可保育園に入れられず、高いお金(10〜15万円/月)を払って認可外保育園に入れるしかない人もいます。もしくは、夫婦のどちらかが仕事を諦めて育児に専念するか…。
わたしの友人(女性)は、起業して従業員もいるくらいの会社を経営していますが、保育園を見つける「保活」がものすごく大変だったそうです。
やっとのことで入れる保育園が見つかっても、家から遠く、毎日1時間かけて送り迎えをして、それから仕事に出かける日々…。
会社経営で多忙の中、保育園見学などの「保活」にも、とんでもない時間を割いたのだそう。
それに対して、わたしの場合は「保活」らしきことは一切せず、とりあえず書類を揃えて近所の保育園を近い順に希望を出しただけ。→第二希望に受かり、今は家から徒歩3〜5分の保育園に通わせています。
親の大変さの全てが「住んでいる街の育児政策」によって決まってしまう…。
自治体が子育て世代サポートに力を入れていれば、認可保育園も増え、待機児童問題はなくなり、さらにいろんな面で生活が楽になります。
なので、もし選べるのであれば…「子育てをしやすい街」を選んで住むことを、心からおすすめします!!!
自分の人生を守るためにも。
妊娠中の引っ越しは、どうしても体にかなりの負担になるので、妊娠前にそういうことを調べて、引っ越しまで済ませておくのがいいと思います。
もし、賃貸で住む家の候補が二つ以上あって、それが違う街だとしたら、それぞれの街の子育て方針について調べてから決めるのも、大事だと思います!!(自分の家を建てる人も。)
子育て世帯の暮らしやすさを左右するのは、部屋の日当たり、とか間取り、とかよりも「自治体の方針」です。
4. 夫と出産・育児について話し合う
妊娠前の時点ではなにもわからないものなので、具体的なことを話し合う必要はとくにないのですが、「話し合う時間を作る」ことは大事だなあと思います。
- つわり中はどうサポートするか
- 出産はどこでするのか(里帰りするかどうか)
- 産休・育休について(取れるかどうか・期間)
- どんな風に産みたいか・育てたいか
などなど。
話し合いの目的は「決定」することではなくて、お互いの考えをあらかじめ聞いておくといいのかな、と思います。
なぜなら、実際に妊娠したら、意外と冷静に話し合えることが少ないから…
わたしの場合、妊娠発覚後すぐに数ヶ月間のつわり期間に入り、もはや頭を使った会話は不可能に。
さらにその後もホルモンバランスの影響か?冷静に話し合おうとしても難しくなった気がします。(必要以上に感情的になってしまう)
出産後はなおさら、人生でもトップレベルの気分の浮き沈み&ヒステリック状態だったので、フェアに話し合うのは難しかった…(夫がめちゃ気を遣ってたと思われる笑)夫の心の広さと気の長さでなんとかなったようなものです。
- 「妊娠前から、ここは同じ意見だったよね」
- 「ここは、妊娠前から意見が変わったよね」
ということも振り返りながら話し合うと、今の自分を冷静に振り返りつつ話し合うことができるし、とにかく「自分達のこと」「子供を含めた家族のこと」を真剣に話し合う習慣は、あってよかったなあと思います。